サイト概要
オーディションの場にカメラを回し、そこで起きたことをそのまま作品として残してきた人物がいる。ピエール・ウッドマン。Woodman Casting Xは、その名を冠した素人ポルノサイトだ。公式ページでも、soft と porn のオーディションを扱うサイトだと名乗り、題名には Casting By Pierre Woodman と掲げている。並ぶのは、作り込まれた筋書きではなく、カメラを前にした素人の女の子がどこまで応じるか、その現場そのものである。
掲載量の内訳が、この場所の性格をはっきりさせている。公式トップには5,895本の動画と3,653本のキャスティングが並び、うちソフトが2,350本、ハードが1,005本と記される。数字は動く前提の場だ。ソフト寄りの回と、濃い場面まで含む回が分けて数えられているところに、見せ方の設計が表れている。映像はHDでのストリーミング再生とダウンロードに対応すると説明されている。
ウッドマン本人の存在も、コンテンツの一部として前に出ている。公式の導線には本人とのチャット、Woodman Films、Wake Up N Fuck、Woodman Cams といった関連の場が並び、フォーラムも構えている。毎月ひとつ無料で公開されるキャスティングがあり、日替わりで独占のキャスティングが追加される。無料枠として名前が挙がっていたのは Adriana Silk。DVDシリーズも続いていて、Casting X 136 という番号まで確認できる。一本ごとに独立した出会いでありながら、長く続く番号として積み上がっていく。
会員のための仕組みも揃う。公式にはJoin、Login、My Videosが用意され、利用規約にはライセンス許諾、コンテンツの共有、料金、無保証といった項目が並ぶ。ここに上がる映像は自由に持ち出せる素材ではなく、権利者の許諾のもとで提供されるものだという前提が、規約の側から明示されている。撮影された本人たちの記録を扱う場所だけに、条件を先に示す姿勢はこのサイトらしい。
入口としては、キャスティングの一覧にあるSoftの区分が分かりやすい。筋書きで飾らず、カメラを前にした反応そのものを見せる作りなので、人物の輪郭がそのまま残る。ハードの区分は、濃い場面そのものを目当てにするときに開けばいい。月替わりで無料になっている一本なら、この空気を短い時間で確かめられる。



